【ざっくり解説】相続税はいくら払う?税率は?誰がもらえる?抑えておきたい5つのポイント

うちの親もいい歳なので、先日、相続税関係について少し調べていたんですが、なんて言うんですかね、税金関係の話ってちゃんと解説しようとして逆に難しくなっちゃってるのが多いですよね。

そんな厳密に知りたいわけじゃなく、ざっくり、大体こんなもんですよ、的な、もっと大まかな話が知りたいだけなんですけど・・・案外そういう情報って無かったんで、じゃあ作ろうってことで、今こうして書いています。

なので、相続税について、抑えておきたい5つのポイントざっくり解説していきますが・・・

厳密性はハナから考慮していませんので

予めご了承ください、ざっくり知りたい人だけ読んでくださいね。

 

相続人は誰なの?どこまでなの?

ざっくり言うと、配偶者だけ別格、神様扱いで絶対に相続人になれるし特別な優遇措置まである、それ以外は血縁順に順位が決められる

血縁順は以下

↓↓↓

第一位:子供、孫、ひ孫

被相続人(死んだ人)に子供、孫、ひ孫がいなければ、第二位に移る

第二位:両親:祖父母

被相続人(死んだ人)に両親、祖父母がいなければ、第三位に移る

第三位:兄弟、甥、姪

被相続人(死んだ人)に子供、孫、ひ孫、両親、祖父母がいなければ、兄弟、甥、姪に順番が回ってくる、

どういう割合でもらえるの?

第一順位、配偶者と子供の場合:配偶者1/2、子供1/2

第二順位、配偶者と両親の場合:配偶者2/3、両親1/3

第三順位、配偶者と兄弟の場合:配偶者3/4、両親1/4

ここでも、配偶者が神様扱い。

でも、これはあくまで法定相続分と言って、話し合いがまとまらない場合に、じゃあ、法律どおりに分けましょうよってなった時に適応されるもので、法的な強制力はありません。

遺言書に書いてあったり、話し合いで決めることが出来れば、法定相続分に従う必要はなく、つまり

 

相続人が全員納得するならどんな形で分けてもOK

 

って事になります、全員が納得すれば、配偶者の総取りもOKってわけです、まぁ、相続人が全員納得しないことが多いんでしょうけどね・・・・

つまりサザエさん家で例えると?

波平が死ねばフネさんが半分、残り半分をサザエ、カツオ、ワカメで等分

マスオさんが死ねば、サザエが半分、残り半分がタラちゃん

カツオが死ねば、フネさんと、波平で等分

*ただしこれは法定相続分で分けた場合の話、話し合いで決まればこの限りではありません。

現金以外に何が相続の対象になるの?

ざっくり言うと、現金、有価証券(株券や債権、投資信託など)、土地、家、自動車、家財道具、美術品、骨董品、保険金

税金はいくらかかる?

ざっくり言うと

0~3000万円まで:ほぼゼロ

5000万円:20~100万円

8000万円:400~700万円

1億円:700万円~1200万円

1.5億円:1500万円~2800万円

2億円:3000万円~5000万円

当然の事ながら、厳密な資産評価をしたり、相続人の数が変われば、税金の金額は変わってきますが、ざっくり計算すると上の通り、被相続人(死んだ人)に配偶者がいるかどうかで、税金は大きく変わります、というのも、配偶者は税金の優遇措置があるからですね。

5000万円まではたいして税金持っていかれないのでなんとかなる、問題になって来るのは1億超えたあたりから。

ということは、相続税なんてものは、庶民にはあまり関係の無いものに思えて来ますね。

いつまでに税金払わないといけないの?

ざっくりいうと、死んでから10ヶ月以内

 

というわけで、相続税のざっくり解説でした、ざっくりでもそれなりに理解出来ますね、ただ、親族が死ぬと、相続税だけでなく儀や法要のこと、健康保険や年金のこと、相続手続のこと、預貯金等の名義変更などなどなどなど・・・

親族が死ぬと、様々な手続にとりかからなければならないし、どれも知らないことばかりです、いざという時に困らないために、この本を事前に読んでおくと良いですよ、オススメです

 

口コミにも、事前に読んでおくほうが役に立つというコメントが多数でした。