トレード精神論、FX根性論、マインド論に惑わされなくなる二冊の本

ネット上にあふれるFX根性論、fXマインド論、トレード精神論、これらは根性論大好き日本人に受けが良いですよね。

たしかに、トレードで勝つのに努力は必要だと思うし、その努力を発揮するための根性や精神論ってのは必要だと思いますが、トレードで勝つためなら、根性論や精神論は不要だと思っています。

なんというか、ここは分けて考えたほうが良いと思うんですよ。

勉強や分析を続けるための努力や根性←これは必要

トレードで勝つための努力や根性←これは不要

って分けたほうが良いです、だって

「次は絶対勝つぞ!!」って気合い入れても意味ないですから、むしろ、無駄なバイアスや感情的な判断が入り込む可能性が高くなる分、普段通りのトレードができなくなります。

 

トレード自体に感情は不要なんですよ

 

ましてや、根性や気合なんて不確かなものは、トレードに持ち込んではいけません、そのへんがごっちゃになってる人がたくさんいると思うんですよね。

何度も言いますが、努力、根性、気合を全否定するつもりはありません、こと、トレードする時”だけは”徹頭徹尾、不確かなものを介入させないことが大切と言いたいだけです。

トレードはどこまでもドライに、乾いた、冷たい目で見なければいけません。

勝てるトレーダーになるために、性格を無理やり作ればいい

FXで稼ぐのに、気合とか根性とかそういうものはいりません、ただ単に、勝てるトレーダーとして最適化された性格(ペルソナ)が必要なだけです。

ペルソナとか言われても意味がわからないと思うので、もう少し噛み砕いて解説します、人ってたった1つの性格があるわけじゃありません。

学校での自分、会社での自分、家族の前での自分、友達と一緒にいる時の自分、先輩と一緒にいる時の自分、彼女いる時の自分、いろんなシチュエーションの”自分”があると思いますが、それぞれ少しずつ性格が違ったりしませんか?

会社ではおとなしいけど、友達の前ではテンション高め、みたいな、シチュエーションに応じて、少しずつ性格って違うもんなんです。それをTPOに応じて使い分けてるんですよね、ほとんどの人は無意識で使い分けてると思いますが、それをペルソナって言います、もうひとりの自分とか仮面って意味ですね。

だから、勝てるトレーダーとして最適化された性格、ってのを1つ自分の中に作ればいいだけです、努力とか根性の話じゃないです、無理やりそういう性格を作り上げるだけです。

会社に放り込まれれば、無理矢理にでも、会社に最適化された性格が出来あがるように、トレーダーとしての性格だって無理やり作り上げることは出来ます。

方法は簡単で勝ってる人の真似すればいいだけです、真似をしている間に、自然とトレーダーとして最適化されたペルソナが出来ていきます。

私は文系だからとか、私は女だからとか、私は◯◯だから・・・とか、そういうのも一切関係無いです。だって真似ればいいだけだし、真似るだけなら誰だって出来ます。

努力?根性?そんなもん不要、ただ、ドライに真似をするだけでいいんです、真似している内に勝手に身についていきます。そしてせっかく真似するなら、ずば抜けて優秀なトレーダーの真似をする方がいいですよね?

真似するのに最適のトレーダーはこの2つ

読み物として面白いですが、ジェシー・リバモアの徹底した、トレーダー性格構築術、のようなものが学べます、稀代の相場師がどのようにして性格を最適化してきたか、大いに学ぶべきところが多いです。

デイトレードもトレーダーとして勝つための性格づくりに役立ちます、書いて有ることもそのまま実践すればいいだけです。

多すぎる情報は害悪となり得る

よく、この二冊を実践書として紹介している人がいますが、実践には向いていません、そもそも株の本ですし、勝てるトレーダーとしての性格を作り上げるためのもの、と割り切ってしまいましょう、

この二冊読んでおけば、ネット上にあふれる、不要なFX根性論、FXマインド論に惑わされることも無くなるでしょうし、これ以上の情報はむしろ害悪とも言えます。

情報は多すぎても害悪ですからね

性格構築に関しては、この二冊にとどめておけば十分です、というか、勝ってるトレーダーの性格ってみんな同じなんで、誰が語っても結局似たようなもになってしまいます。なので、そう何冊も同じような本を読む必要はありません。